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砥峰高原 ススキ野原の星空

砥峰高原と望遠鏡

砥峰高原(とのみねこうげん)は、峰山高原のすぐ北に位置する高原で、ススキの大群生地として知られています。 秋の頃にはススキの絨毯で埋め尽くされ、10月の中頃にはススキ祭りが毎年行われています。 この砥峰高原は標高が高いので、満天の星空を見られる貴重な天体観測場所でもあります。 大阪からのアクセスの良さもあって、新月期になると関西の天体写真ファンがよく訪れる場所です。


砥峰高原へのアクセス

砥峰高原は、兵庫県神河町(合併前は大河内町)の中にある高原です。 中国自動車道の福崎ICから、北西に1時間ほど車で走ったところに位置しています。 福崎ICからは播但自動車道が北に伸びていますので、それを利用して神崎南ICで降りれば時間を節約できます。

神崎南ICを降りた後は、西方向に左折してJR寺前駅を通り過ぎた後、線路沿いに伸びる県道404号線を北へと走ります。 約5分ほどその道を走ると、長谷の交差点がありますので、そこを左折して山方向へと入っていきます。 この交差点には砥峰高原への案内板がありますので、間違うことはないでしょう。

交差点を曲がった後、しばらく走ると大河内発電所の入口が見えてきます。 この大河内発電所は、夜間電力を使って水を上のダムへとくみ上げておき、その水で昼間電気を起こす揚水型発電所です。 綺麗なトイレやPRセンターもあるので、立ち寄ってみると面白いかもしれません。

その大河内発電所を過ぎると道は勾配を増して山道になりますが、道幅はそれほど狭い箇所もなく、快適なドライブを楽しめます。 ここから15分ほどで砥峰高原に到着です。 砥峰高原の広い駐車場は普段はガラガラですが、ススキの山焼きの時期などは朝から車で一杯になりますので、 イベントがある時期に訪れる場合には、早めに出かけられることをお勧めします。 なお、イベント開催時には駐車場は有料となり、夜間は入り口にロープが張られる事もあるようです。

砥峰高原の駐車場


風光明媚な砥峰高原

砥峰高原は夏は新緑のグリーン、秋はススキで金色と大変美しい場所です。 その緑の高原の中には散策路が設けられ、ハイキングを楽しむことができます。 散策路の入口には、とのみね自然交流館が建っていますので、 ここでハイキングマップなどをもらってから出発すると便利だと思います。

この砥峰高原は、2010年には映画ノルウェイの森の主要な撮影地となりました。 また、NHK大河ドラマ「平清盛」のロケもここで行われたそうです。 風光明媚な場所ですから、そうしたロケ地に選ばれたのもうなずけます。

ところで、砥峰高原とすぐ隣の峰山高原の間には、舗装されたアクセス道路が通っています。 以前は工事中で通れなかったのですが、現在は全面開通しているようです。 距離にして7キロ程ですので、峰山高原に訪れた際に、砥峰高原側にも立ち寄ってみてもよいかもしれません。 星景写真を撮るなら、この二つの高原を結ぶ道路脇から撮ると、いろいろな構図を楽しめるのでお勧めだと思います。

砥峰高原の湿原


砥峰高原の星空

砥峰高原の星空は、この付近の他の観測地と同様、北と西方向は暗くて、南と東方向は明るいという傾向です。 これは大阪や神戸といった大都市が、南東方向に位置しているので仕方ないところです。

星空の程度は峰山高原とほぼ同様で、南方向には神戸や姫路市の光害の影響があるので30度ほど白っぽい空です。 東方向の北よりは比較的暗いのですが、南東方向には大阪の光害があるので明るくなってしまっています。 北方向は良好で、峰山高原のようにホテルもないため条件のよい星空です。 ケフェウス座やカシオペア座の星雲を撮るのには、適した場所と思います

ところで、この砥峰高原は湿原のようになっているためか、湿度が非常に高い場所です。 そのため、一晩観測して朝になると、機材は夜露でびっしょりということがよくあります。 夜露対策は必須ですので、露よけヒーターなどを忘れないようにしましょう。 もし夜露が苦手なら、南の峰山高原に移動した方が、いくらかましだと思います。

なお、天体写真の撮影地ですが、砥峰高原には広い駐車場がありますので、いつもここを利用させてもらっています。 この駐車場の入口は、峰山高原へと向かう道との交差点にあります。 駐車場の地面は砂利ですので、赤道儀の設置には三脚フラットナーなどを使った方がよいでしょう。 駐車場は道路よりも一段高くなっていますので、道路を通行する車のライトを直接浴びないのは助かります。
※最近、駐車場の西側の端の部分だけコンクリートで舗装されました。 ここに赤道儀を設置すると快適に撮影を楽しめると思います。

この駐車場からの視界ですが、南方向は小高い山があるので10度ほど視界が遮られます。 西には湿原が広がっていて視界は良好です。 北側にも小高い山がありますが、それほど気にならないと思います。 東方向には木立があるので、その分少し視界が悪いという感じです。 視界の広さだけいえば、峰山高原の方が全天開けていますが、 砥峰高原でもよっぽど低い天体を狙わない限りは、問題なく撮影できると思います。

砥峰高原の南天

砥峰高原の南天。光害の影響で山際が明るいですが、夏の天の川がぼんやりと写っています。


携帯電話の繋がり具合

私はドコモの携帯電話を使っていますが、砥峰高原での電波状態は比較的よく、アンテナは常に2本から3本立っていました。 auの携帯でも問題なく携帯電話の電波が届くようです。 ソフトバンクの携帯は、残念ながらつながりませんでした。

天体観測地での携帯の繋がりやすさを考えると、ドコモやauの携帯がよいかもしれませんね。


砥峰高原の天候と環境

私の訪れた限りでは、砥峰高原の天候は案外と安定していて、すぐ南の峰山高原よりも晴れやすい気がします。 特に夏から秋の頃はよく晴れてくれて、ペルセウス流星群をよくこの場所に観測に行きました。 冬場はこの辺りでは一番の降雪地帯のため、かなりの積雪を記録します。 砥峰高原を結ぶ道路は除雪が行われますが、駐車場は積もった雪のために入ることは難しいと思います。

上にも書きましたが、この観測地は下が砂利ということもあり、夜になると夜露がたくさん降りてきます。 レンズにフードをしたぐらいではレンズはすぐ曇ってしまいますので、 レンズをヒーターで温めるなどして露よけ対策を万全に行った方がよいでしょう。

また、夜になると鹿が道路脇からよく出てきますので、 車で移動する際には、いつも以上に注意されることをお勧めします。 駐車場から歩いてすぐ近くのとのみね自然交流館には、 夜でも利用できるリサイクル型のトイレがありますので便利です。 また、携帯はドコモは通じますが、ソフトバンクは通じませんでした。

※とのみね自然交流館は毎週月曜日が休館日です。 山焼きなどのイベント日程は毎年変わりますので、神河町のホームページで確認してから訪れることをお勧めします。

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