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リラックス方法に星空を

新しい情報が次々と飛び交う現代社会。 新聞やテレビでは、毎日のように社会問題が取り上げられ、心が安まるときはありません。 また、仕事も多様化すると共に複雑化し、仕事でのストレスは過酷なものです。

人間はストレスの中で集中できるのにも限界があります。 毎日ストレス社会の中で過ごしていては、心身共に病気になってしまいます。 ですから、心をリラックスする方法を見つけておくのが大切ではないでしょうか。

リラックスする方法には様々なものがあります。 ゴルフをプレイしたり、仕事帰りにマッサージに出かけたり、 人それぞれ、お気に入りの方法があると思います。 中には仕事から帰ってきて、星空を眺めて気分転換する方もいらっしゃるでしょう。 星空を見るというのも、よいリラックス方法の一つだと思っています。

このページでは、星空に関するコラムを記載しています。 星空や宇宙にまつわることを不定期で更新していますので、 お時間のあるときの暇つぶしとしてでもご覧頂ければ幸いです。


ほんとは身近な星空

天の川 都会の夜空は、次々に設置された照明のため、明るくなってしまいました。 そのため、星が見えなくなってしまいましたが、本来星はどこでも見えるのです。 もし都会の電灯が一斉に消えれば、 それこそ満天の星空が都会の夜空に出現します。 プラネタリウムではない本物の星空です。

満天の星空を都会で眺める姿を想像してみてみましょう。 高層ビルの間に、天の川銀河がボーッと輝くのです。 天の川の大きさを、高層ビルと比較できたら、星空の雄大さがより感じられると思います。 もし実現したら、摩訶不思議な世界のようではないでしょうか。

雄大な自然の前に立ったとき、人は小さな考えがすっ飛んでしまうと良く言います。 きっと大自然の大きさと比べたら、自分の小ささや、自分のつまらない悩み事がどうでもよくなるのでしょう。 それと同じ感覚が、星空や宇宙でも味わえると思います。

都会で暮らしていると遠くなってしまった星空ですが、 本当は星空は身近で、私達をリラックスさせてくれる存在だと思います。


月でリラックス

満月 星が見えづらい都会でも、美しく輝く星があります。 地球の衛星である月です。 月は非常に明るいので、都心でも田舎と変わりなく観望することができます。

仕事帰りに、夜空に浮かぶ月を見あげる方も多いでしょう。 凛と輝く月を見ると、何か感じるものがあるかもしれません。 日本人は、昔から詩の中で月についてたくさん詠んできました。 そうした過去から受け継いだ何かが、私達をそう思わせているのかもしれません。

月というとまん丸の満月を思い浮かべますが、ご存じの通り、月は徐々に形を変えていきます。 月が地平線から昇ってくる時間や、沈む時間も日によって変わりますから、 毎日見ていても飽きることがありません。 少しずつ形を変えて流れる川のように、月は姿を変えながら私達を見守っている気がします。


広い宇宙

宇宙の写真 宇宙の視点に立って考えてみれば、人間が繁栄している地球という世界も、ほんの小さな世界です。 もちろんだからといって、地球が小さな存在というわけではなく、 私たちにとってかけがえのない存在です。 ただ、大きな視点に立てば自分を見つめ直すこともできるかもしれないということです。

宇宙は非常に広く、太陽系が属する銀河系の端まで到達するにも、光の速度で何万年もかかります。 それに比べたら、自分がいる現在が、その流れの中のほんの一点にしか過ぎないことがわかります。 脈々と続いてきた時間の中で、自分という存在が今ここにあると考えたらどんな感覚でしょうか。

こうした視点で物事を考えてみると、今までできなかった発想が生まれるかもしれません。 かたくなに自分の利益だけを考えることから、全体を考えてからプランを立てられるようになるかもしれません。 毎日忙しくしていると、視点が固定してしまって、なかなか新しい考え方が浮かんできません。 そうしたときに、星空の助けを借りることで、大きな視点になって物事を考え直してみてもいいかもしれません。


望遠鏡で手軽に星空観望

望遠鏡の写真 天体望遠鏡を持っていると、星空がより身近に感じられます。もし星空が綺麗なところにお住まいでしたら、 様々な天体を望遠鏡を使って観察することができます。 都会にお住まいでも、明るい月や惑星を気軽にに観望することができます。

天体観測は、ある意味、身近な気分転換だと思います。 小さな望遠鏡でしたら、思い立ったときにすぐに設置できます。 設置できれば後は自分の見たい天体を視野に入れれば、星空の世界が広がります。 どこに行かなくても自宅から楽しむことができます。

ところで、海外の人(特にアメリカ)にお住まいの方々は、 宇宙や星空に対して、日本人よりもずっと興味を持ってられます。 大学の学科でもアストロノミー(天文学)を専攻する人は多いですし、 天体観測というのがメジャーな趣味として認知されています。 私もアメリカに住んでいるとき、地元の天文同好会の公開観望会に参加しましたが、 参加している一般の人の多さに驚きました。

住む場所や使う望遠鏡の大小はあっても、世界の天文ファンは同じ天体を見ています。 ですから、同じ趣味を持つ友人として話が弾み、国際交流を楽しめます。 少しアカデミックで、宇宙の神秘を感じられる天文の世界。 気楽に始められるワールドワイドな趣味。 それが天体観測だと思います。

星空の関連本
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プラネタリウム解説員の方が書いた星空の本です。 星空に興味を持ちだした初心者の方向けの本で、 星空についての知識が優しくまとめられています。

ガールズスターウォッチングブックなどをまとめている著者なので、 女性向きの本と思われがちですが、男性の方でも楽しめると思います。 他にも「星空がもっと好きなる」など、同じような初心者向けの星空解説本があるので、 好みで選ばれると楽しめるのではないでしょうか。

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