天体写真の世界 > 天体写真の撮影方法 > 天文用語ミニ辞典

天文用語ミニ辞典

天体観測や天体写真撮影で使われる天文用語を簡単に説明しています。あかさたなでページを分けていますので、 下のリンクから各ページをご覧ください。


『ま行』

見掛け視界

一般的にアイピースの覗いたときの視界の広さを示します。見掛け視界 が広いほど一度に広い範囲を見ることができ、覗いた時の眺めがよいです。 見掛け視界の広い(広角)アイピースの代表としては、テレビュー社のナグラー シリーズがあります。80度ほどの見掛け視界をもっており、目玉をくりくりと 回さないと全視野を見渡せないほどの広さです。 見掛け視界の広いアイピースほど高価になる傾向があります。


メシエ天体(M天体)

18世紀中頃にフランスのシャルル・メシエが定めた星雲、星団、銀河 などの110個の天体のことです。この天体にはM1からM110までのメシエナン バーがふられています (有名なアンドロメダ座の大銀河はM31です)。これらの 天体は宇宙の中でも比較的見やすい星雲、星団、銀河です。 天文ファンにとても親しまれている天体達です。


メシエ天体マラソン

上のメシエ天体全てを一晩で見ようという試みです。公共天文台の主催でよく行われています。 メシエ天体の位置を正確に覚える必要があるので、全天体を素早く見るのは至難の業です。 最近は自動導入機能を使った、簡易メシエ天体マラソンも行われているようです。