世界天文年

2009年は、ガリレオ・ガリレオが望遠鏡で宇宙を観測してから400年の年です。 その偉業を記念して、国際天文学連合(IAU)が中心となり世界天文年2009と定めました。 世界各国で準備が始まり、日本でも委員会が作られて活動しています。

すでに2008年か末から、世界天文年キックオフシンポジウムや天文同好会サミットが 開催されています。年明けからは、世界各地で世界天文年公認を銘打ったイベントが予定されています。


世界天文年のイベント

2009年1月4日は、世界天文年のオープニングを全国一斉にアピールする日として設定されています。 すでに全国各地の公開天文台、プラネタリウム、それに科学館などでイベントが予定されています。 お正月明けは、お近くのこうした天文関係施設に足を向けてみましょう。

世界天文年のイベントは、世界天文年2009日本委員会が直接行う「委員会主催」と呼ばれるものと、「委員会公認」 と呼ばれるものがあります。前者の例としては、2008年に行われた世界天文年キックオフシンポジウムがあります。

一方公認イベントの方は、全国の天文施設などが主催しているイベントで、世界天文年のロゴマークを使って公認を アピールして開催しています。既に全国のいくつかの施設で、公認イベントが行われています。

この世界天文年公認イベントは、「広く一般を対象としたイベントであること」などの条件をクリアできれば、 天文同好会や個人でも申請することができます。一般的に我々天文ファンが行っているイベントは、ほとんどが この条件に合致するものです。来年は世界天文年公認を掲げて天文イベントを行うのもよいでしょうね。


世界天文年イベントの実施

世界天文年を記念したイベントの一つとして、静岡県の富士川楽座様にて天体写真展を行うことができました。 この時にはプラネタリウムクリエイターO氏の手がけるメガスターの投影も行われ、大変な盛り上がりとなりました。 2009年は他にも各地でたくさんの天文イベントが企画されてい ます。世界天文年のWebサイトを参照して、お近くのイベントを探してみてはいかがでしょう。きっと皆様の近くでも 面白イベントが見つかると思います。