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この「天体写真の世界」について

天体写真の世界 第1期トップページ

最近、都会では星がほとんど見えなくなってしまいました。郊外では威光を放って輝くオリオン座も、 都会の自宅で見ると頼りなげに星がいくつか瞬いているだ けに見えます。夏の夜、南の空で白く輝く天の川も 、自宅からでは全く見えないのは寂しい限りです。

現代を生きる子供達には、オリオン座がこんなにたくさんの星からなっていることすらわからないでしょう。 そして、その星々の間には美しい星雲が輝いていることも気づかないのかもしれません。 すべては、SFや空想の世界に思えてくるのも仕方ないのかもしれません。

本当の夜空はカラフルで魅力的で、また神秘的な美しさを持っています。そのことを少しでも知ってもらおうと 思ったのが、このサイトを立ち上げた一つのきっかけです。私が撮影し続けている星や宇宙の写真を通じて 何かを感じていただければ、写真家としてこれほど幸せなことはありません。

天体写真の世界 第2期トップページ 近年、地球温暖化問題が大きく取り上げられ、今まで以上に環境対策が叫ばれています。 しかし、都会の夜空を意味もなく照らす光害について触れられることはほとんどありません。 思い返してみれば、子供の頃見上げた星空は今そこにないのです。誰の目にも明らかな夜空の環境破壊だと思うの ですが、そんなことは誰も気づかないし、気にしないのでしょうか。

星空を見上げれば、小さなことを忘れて大きな気分になれます。一番近い星でも、光の速度で数年かかるほどの 広い宇宙がそこに広がっているのです。私たちの地球の環境を考える最も大きな視点は、その宇宙からの目だと 思います。宇宙を見ながらあるべき地球の姿を考えれば、もっと世界は豊かに、そして平和になる気がします。

これからますます技術が発展し、人が手軽に宇宙へ旅行に出かけられる環境も整うでしょう。 実際2008年現在でも、高額な出費をすれば、誰もが地球からシャトルに乗って宇宙に出かけられる時代です。 宇宙飛行士の談話では、宇宙から見た地球はとても美しかったと言います。そんな美しさに直に触れあえる時代に なれば、人の地球環境への感覚は変わることができるのかもしれませんね。

吉田隆行