M99銀河

M99/NGC4254

M99銀河

Takayuki Yoshida

かみのけ座のM99銀河

かみのけ座とおとめ座の境界付近は、数多くの系外銀河が見える星域です。 M99銀河はおとめ座銀河団に属する系外銀河で、かみのけ座とおとめ座の境界付近で輝いています。 このM99銀河は、1781年にメシャンによって発見されました。 メシエはその後観測し「星を含まない星雲で青白く、M98よりも明るい。」と記録しています。

M99銀河はSc型に分類される渦巻き銀河で、真上から渦巻きを見下ろしているので、 腕の巻き付いている様子がよくわかります。 しかし視直径が4秒前後とメシエ天体の中では小さい方に分類されるため、 注目されることが少ない系外銀河です。

このM99銀河の写真は、昔ながらの純ニュートン反射望遠鏡と冷却CCDカメラを使って撮影しました。 M99銀河は、大きさは小さいですが、中心部の明るさがしっかりしているので、案外と写しやすい銀河でした。 もう少し焦点距離の長い光学系で狙うと、渦巻きや暗黒帯の様子がわかってきて面白そうです。


Imaging information

撮影機材: タカハシMT-200反射望遠鏡, 国際光器製ヘラクレス赤道儀

使用カメラ: SBIG ST-2000XM, Astronomik Type2C LRGBフィルター

露出時間: L:15分×6フレーム, RGB:各10分×2フレーム

画像処理ソフト: ステライメージ7, PhotoshopCS5

撮影場所: 岡山県備前市吉永町