Omega Centauri、NGC5139

Takayuki Yoshida

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オメガ星団

オメガ星団は、ケンタウルス座にある大型の球状星団です。 5等級の明るさがあるので、空が暗い場所なら肉眼でも見ることができます。双眼鏡を使えば、恒星とは異なる天体であることがわかり、 倍率を上げるとボール状に集まった星の集団であることがわかります。

オメガ星団は、日本からでも見ることができますが、南中高度が非常に低く、地平線ギリギリにしか顔を出しません。 そのため、観望できる場所は南の視界が開けた場所に限られており、なかなか見ることができない天体です。

一方、南半球では南中時は天頂付近に輝くため、容易に見つけることができます。 また地平線付近の分厚い大気に邪魔されることもないため、クリアで透き通った姿を楽しめます。

このオメガ星団は、オーストラリアのマリーバ郊外にある展望台で撮影した写真です。 Seestarの1枚当たりの露光時間は10秒で、約20分間の画像をスタックし、そのスタック後の画像をパソコンで画像処理しています。

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