IC359付近の分子雲

IC359,vdB27

IC359付近の分子雲

Takayuki Yoshida

IC359付近の分子雲

IC359は、おうし座とペルセウス座の境界付近に位置する反射星雲で、 写真の中央上寄りに写っている青色の星雲がそれです。 IC359は、おうし座分子雲の中に存在しているので、周囲には淡いガスや暗黒帯が広がり、 写真に写すとどことなく不気味な雰囲気をかもし出しています。

IC359自体は、比較的明るく、F値の暗い望遠鏡でも写し出すことができますが、 周囲の分子雲は非常に淡いため、天体撮影用でF値の明るいビクセンVSD100F3.8望遠鏡を使用して撮影しました。 カメラは、天体撮影用デジタル一眼レフカメラ、ニコンD810Aを使用しています。

フラット補正とカブリ補正で周辺減光等を丁寧に取り除き、 画像を強調すると、周囲に広がる分子雲が画面に表れてきました。 マイナーな天体ですが、分子雲は大きく広がっているので、 200ミリ前後の望遠レンズでも撮影を楽しめます。 秋の夜長に撮影されてみてはいかがでしょう。


Imaging information

撮影光学系:ビクセン VSD100 F3.8

撮影カメラ:ニコン D810A

赤道儀:ビクセン SXP赤道儀にて追尾

カメラの設定:ホワイトバランス 手動設定、ISO1600、RAWモード

露出時間:300秒×32コマ

画像処理ソフト:ステライメージ8、PhotoshopCC 2015

撮影場所:岡山県備前市吉永町 八塔寺、2017年撮影