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デジタル機材の威力

2007年09月11日

今こちらは雨が降っています。天気予報を見ても当分天気が悪そうですね。新月期というのに残念です。

どの分野の写真でも最近は機材のデジタル化が進んでいますよね。特に天体写真の分野では、デジタルのアドバンテージが大きく、一気に移行が進んだ様な気がします。

左の画像は、今見頃を迎えているアンドロメダ大銀河の比較写真です。上は銀塩フィルムで撮ったアンドロメダ大銀河で、下がデジタル機材で撮影したアンドロメダです(クリックすると大きくなります)。

この小さな画像だとわかりにくいですが、ギャラリーに置いている銀塩のアンドロメダ大銀河写真と、デジタルで撮ったアンドロメダ大銀河の写真を見比べて頂くと、写りの違いがよくわかります。

銀塩フィルムでの撮影には、25センチの大型撮影望遠鏡を使いました。デジタルは、その半分の大きさの13センチ天体望遠鏡で撮影しています。デジタルカメラの解像度の威力ですね。写りが段違いです(こちらに撮影機材の写真載せてます)。

もちろん私も銀塩フィルムの階調感は大好きなので、今でもペンタックス67を愛用しています。銀塩フィルムを使って撮る天の川写真などは、まだ銀塩フィルムの優位性が感じられます。

でも小さな天体のクローズアップは、デジタルが勝っていますね〜。今後、天体写真がどうなっていくのかとても楽しみです。