M81銀河
おおぐま座 M81銀河
M81銀河は、おおぐま座に位置する系外銀河です。 M81銀河は、ドイツの天文学者ボーデが1774年に発見した渦巻銀河で、 その発見者の名前を取って「ボーデの銀河(Bode's Galaxy)」とも呼ばれています。 地球からの距離は約1200万光年で、発達した2本の銀河の腕が姿が美しく、人気がある銀河です。
M81銀河は春の銀河の中では明るく、双眼鏡でも存在を確認できます。 口径の大きな望遠鏡を使えば、面積のある楕円状に見えてきて興味が深まります。 Seestarを使った撮影でも、1枚撮影しただけで形がぼんやりと浮かび上がります。 スタック枚数を増やせば銀河の腕も映し出され、渦巻銀河らしいM81銀河の姿がモニター上に表示されます。
今回は星空の綺麗な場所で、約1時間スタックを続けましたが、 都会でも時間を掛ければ同じような写真を得ることができますので、試してみてはいかがでしょうか。
Imaging information
スマート望遠鏡：ZWO SeestarS50
操作デバイス：HUAMEI MediaPad M5 lite タブレット
フィルター：無し
スタック時間：1時間
画像処理ソフト：ステライメージ9、PhotoshopCC 2020
撮影場所：岡山県備前市吉永町、2024年2月撮影