球状星団 M13


球状星団 M13

M13はヘルクレス座に位置する球状星団で、北天で最も美しい球状星団と言われています。 比較的明るいので、都会の空でも天体望遠鏡を使えば、肉眼で見ることができます。

球状星団は総じて明るいので、都会でSeestarを使って撮影するのに適した天体です。 特にM13は南中高度も高く、数ある球状星団の中でも明るいので、Seestarを使えば容易に写し出すことができます。

1枚だけでもボール状に星が集まった様子がわかりますが、 撮影を続けにつれて、外側の星が増えてきて、星団の迫力が増すのが興味深いでしょう。 なお、画像の端が明るいのは、近くの外灯の影響です。 Seestarはレンズが剥き出しなので、撮影時は余計な光を遮るフードを付けると良さそうですね。


Imaging information

スマート望遠鏡:ZWO SeestarS50

操作デバイス:iPhone SE

フィルター:未使用

スタック時間:30分

画像処理ソフト:ステライメージ9、PhotoshopCC 2020

撮影場所:兵庫県宝塚市、2023年10月撮影