満月の写真

Full Moon

満月の写真

Takayuki Yoshida

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ミラーレスカメラ、満月の写真

天体望遠鏡にキヤノンのミラーレス一眼カメラ「キヤノンEOSM」を接続して撮影した満月の写真です。 この日の夜は、薄雲がかかった天候だったため、コントラストが若干低い仕上がりになってしまいましたが、 気流は落ち着いていたようです。

一般的に「お月様」と言えば、満月を想像すると思いますが、 天体望遠鏡を使用して満月を観望したり、撮影することはあまりありません。 満月の日は、太陽の光が真正面から当たっている月の表面を観察するため、 クレーターなどの月面の起伏がわかりづらく、面白みにかけるからだと思います。 風景を撮影するときでも、朝夕の方が光が斜めから差すので立体感が増し、 ドラマチックに見えますが、それと同じ理由というわけです。

満月で目立つ模様と言えば、ティコクレーターから放射状に発せられる光の筋です。 これはティコの光条と呼ばれ、上の写真でも右下に写っているティコクレーターから光が伸びているのがわかります。 光条の理由は様々な説があるようですが、 ティコクレーター内部の反射率が他のクレーターに比べて高いので、 こうしたことが起こると考えられています。

この写真も前回同様、ミラーレス一眼カメラで撮影した作品です。 撮影システムとしては、屈折式天体望遠鏡の接眼部にカメラマウントを取り付け、 その後ろにキヤノン1.4倍エクステンダー、 そしてキヤノンマウントアダプター EF-EOS Mを介して、ミラーレス一眼カメラを取り付けています。 1.4倍エクステンダーは、そのまま取り付けただけでは接点エラーが出てシャッターが切れないため、 接点部分にパーマセルテープを貼り付けています。

※この満月の写真を利用した壁紙を月の壁紙ページに追加しました。


Imaging information

撮影光学系: タカハシTOA130S

使用カメラ: キヤノンEOS M ミラーレス一眼カメラ、キヤノン1.4倍エクステンダー使用

カメラの設定: ホワイトバランス オート、ISO100、RAWモード

赤道儀: タカハシNJP赤道儀にて恒星時追尾

露出時間: 1/200秒

画像処理ソフト: PhotoshopCC

撮影場所: 兵庫県宝塚市