アーチーズ国立公園の遠望
アーチーズ国立公園の遠望
アーチーズナショナルパークは、アメリカ合衆国のユタ州にある国立公園です。 アーチーズ国立公園には、その名の通り、数多くのアーチがあり、風景写真ファンに人気があります。 ハイシーズンの国立公園内は、世界中から大勢の観光客が訪れて大変混雑しますが、 寒い冬の時期に訪れると、人はまばらで、ゆっくりと撮影を楽しむことができます。
上の写真は冬に訪れた際に、アーチーズ国立公園内で撮影したスナップショットです。 不毛の大地の上に、前日まで降っていた雪が積もり、赤い大地と絶妙のコントラストを生み出してくれました。 雪の上には動物の足跡も見えます。うさぎの足跡でしょうか。
写真の奥に写っている山脈は、ラサール山脈(La Sal Mountains)です。 ラサール山脈は、アーチーズ国立公園の近くにある都市、モアブの北西に広がる山々で、 最も高いピール山(Mount Peale)の標高は3,877mと、富士山よりも高くなっています。
アーチーズ国立公園内には、様々な大きさや形のアーチがありますが、 とりわけ有名なアーチが「デリケートアーチ」です。 デリケートアーチは、旅行ガイドブックや写真集などでもよく紹介されているので、 ご存じの方も多いでしょう。 他にも様々な形のアーチがあちこちにあり、アーチを探しながら公園内を散策しているだけでも楽しい場所です。 大自然が生んだ造形美を見られる場所。それがアーチーズ国立公園の魅力ではないでしょうか。
Imaging information
使用レンズ: タムロンSP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD
使用カメラ: キャノンEOSKissX3にて撮影