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ビクセンVSD 100 F3.8 短焦点アストログラフ

Vixen VSD 100mm F3.8 Astrograph

ビクセンVSD 100 F3.8 短焦点アストログラフ

Takayuki Yoshida

ビクセンVSD 100 F3.8 短焦点アストログラフ

2013年秋に発売開始予定のビクセンの天体望遠鏡「VSD100 F3.8アストログラフ」の写真です。 大阪梅田で開催された、「トナかい」会員限定展示会にて、撮らせていただいた機材の写真です。 昔のペンタックス鏡筒を彷彿とさせる綺麗な鏡筒でした。 ビクセンのフラッグシップ赤道儀AXDに搭載されている姿が格好良いですが、 鏡筒の重さ自体は5キロ程度らしいので、ビクセンのSXP赤道儀がベストマッチかもしれません。

ビクセンVSD100F3.8は、ペンタックス天体望遠鏡の技術を取り入れた、口径100mm、焦点距離380mmの天体写真撮影用の望遠鏡です。 フード周りの文字が異なりますが、それ以外は昔使っていたペンタックス100SDUFIIそっくりでした。 しかし、光学系は一新されており、新しく採用された5群5枚のレンズ構成で、645判の隅まで良像を結ぶそうです。 VSD100の接眼部にペンタックス645Dが取り付けられているのが、ビクセンの自信の表れなのでしょう。

ビクセンファン待望の新製品と言うことで、この日の展示会では、 VSD100F3.8の周りにたくさんの天文ファンが集まっていました。 ビクセンの技術の方によれば、接眼部にはスケアリング調整機構も備え付けられていて、 シビアな天体写真ファンの要求にも応えられる仕様になっていると言うことです。 ライバル機となるであろう、タカハシFSQ-106EDと比べて、どれだけの性能を持っているかが気になるところです。

撮影機材のページに、ビクセンVSD100 f3.8の使用レビューを掲載しました。 是非、そちらのページもご覧ください。

キャノンEOSKissX3にて撮影