NGC1360 ろ座の惑星状星雲

NGC1360、Robin's Egg Nebula、planetary nebula

NGC1360 ろ座の惑星状星雲

Takayuki Yoshida

NGC1360 ろ座の惑星状星雲

NGC1360は、冬の南天で輝く星座「ろ座」に位置している惑星状星雲です。 惑星状星雲としては視直径が大きく、7′ほどの大きさがあります。 有名なこぎつね座の惑星状星雲「M27 亜鈴星雲」の視直径が9′程度ですので、 M27よりは一回り小さいものの、NGC1360もなかなかの大きさです。

NGC1360を天体望遠鏡で観察すると、肉眼ではボヤッとした薄い雲のようにしか見えませんが、 デジタルカメラで撮影すると、卵状の形をした青みかかった星雲であることがわかります。 その星雲の形や色合いが、コマドリの卵に似ていることから、 海外の天文ファンを中心に「こまどり星雲(Robin's Egg Nebula)」と呼ばれています。

NGC1360の撮影には、口径25センチの天体望遠鏡「タカハシ Mewlon-250CRS」と35ミリフルサイズの冷却CCDカメラ「SBIG STL-11000M」を用いました。 撮影スケジュールの関係で十分な露光時間を確保できませんでしたが、NGC1360の特徴的な卵型の姿を捉えることができました。 星雲の構造には目立つ模様はありませんが、色合いが美しい天体だと思います。


Imaging information

撮影光学系:タカハシ Mewlon-250CRS

赤道儀:ビクセン AXD赤道儀にて追尾

使用カメラ: SBIG STL-11000M、Astrodon LRGB Gen2 I-Series Tru-Balance フィルター

露出時間: L画像=60分(15分×4)、Red画像=10分×1、Green画像=10分×1、Blue画像=10分×1
総露出時間 1時間30分

画像処理ソフト: ステライメージ8PhotoshopCC 2015

撮影場所: 岡山県備前市八塔寺、2019年撮影