コペルニクスクレーター

コペルニクスクレーター

コペルニクスクレーターは、月面に数多くあるクレーターの中でもひときわ有名なクレーターです。 コペルニクスの直径は約93キロ。クレーターの周りの壁は、内側からは高さ3700m程もあります。 上弦の月を1日から2日過ぎた頃が見頃で、斜めから太陽が照らしているときには、クレーターの半分が 影に埋まってハッとする美しさがあります。

コペルニクスクレーターは、6センチくらいの天体望遠鏡でも綺麗に見ることができます。 望遠鏡を覗くと、このクレーターの中央に丘があることが容易にわかるでしょう。 この丘の高さは約1200mもあります。

コペルニクスクレーターの周りには、チェーンクレーターと呼ばれる小さなクレーターがいくつも 存在しています。この写真でも左下に弧を描くように写っています。気流のよい日を選べば、 小さな天体望遠鏡でも見ることができます。

月面説明写真