おとめ座


おとめ座と木星の写真

おとめ座は、春から初夏にかけて南の空で輝く星座で黄道十二星座の一つに数えられます。 そのおとめ座では、一等星のスピカが真っ白く輝いています。写真中央下よりの明るい星がスピカです。 このスピカの持つ清純な輝きと相まって、おとめ座は女神アストラエアの姿として知られています。

このおとめ座の写真の中に写っている明るい星は木星です。星占いの中では木星は力の源と考えられています。 この写真を撮影したのは2005年。この年、おとめ座生まれの人は運勢が良かったのかもしれません。

星座占いの中で乙女座というと、8月23日〜9月22日生まれの人になっています。 乙女座の人は、デリケートで常に対人関係では気を使ってしまう人とよくいわれています。 こうしたことが原因でストレスをため込みやすく、体調不調を感じやすいのも乙女座の 特徴です。

実際の星空で輝いているおとめ座は、春の南の空に大きく広がっていて雄大で大きな星座です。 写真下の星座線を入れた画像でも、その様子がよくわかるでしょう。夜空におとめ座を見上げると、 何事にも動じない力強い女性の姿を想像します。ちなみにおとめ座の右下の小さな星座はからす座です。 小さな星座ですがよく目立つ星座です。

おとめ座には、マルカリアンの銀河鎖をはじめ、多くの銀河が輝いています。 中でも最も有名なものがソンブレロ銀河です。機会があったら是非観望してみてください。


Imaging information

撮影機材: SMCペンタックス75mmF2.8ALレンズ, タカハシP-2赤道儀

使用カメラ: ペンタックス67カメラ

露出時間: 30分、エクタロームE200(+1増感)

撮影場所: 奈良県野迫川村, 2005年撮影

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