半月の写真 月齢9

Half Moon

半月の写真

Takayuki Yoshida

拡大表示

半月の写真 月齢9

天体望遠鏡にキヤノンのミラーレス一眼カメラ「キヤノンEOSM」を接続して撮影した月面写真です。 この日の月は天頂付近に輝いていたため、大気の流れや透明度の影響をそれほど受けず、 普段よりもクリアに映し出すことが出来ました。

月の欠け際には、有名なコペルニクスクレーターが写っています。 コペルニクスクレーターの直径は約93キロです。 天体望遠鏡を使えば、クレーターの内側に小さな丘があることがわかり、 クレーターの周囲のしわ状の尾根のようなものも観測できます。 写真の下方向に目を移すと、雨の海の周囲を囲むアペニン山脈やプラトークレーターが目に留まります。 プラトークレーター内には数個の小クレーターがあることで有名ですが、 気流が少しでも悪いと確認することができません。

ミラーレス一眼カメラは、ミラーショックが発生しないため、シャッターブレが生じにくく、 月面の拡大撮影に適したカメラです。 ただ、屈折式の天体望遠鏡を天頂付近に向けると、接眼部は真下に下がり、 そこに取り付けたデジカメは地面すれすれになってしまいます。 この状態でキヤノンEOSMの液晶画面を確認するのは大変でしたので、 パナソニックのLumixシリーズのような、フリーアングルの液晶モニターを搭載して欲しかったところです。 天体撮影には、バリアングルモニターのデジカメが向いていますね。

※この月面の写真は、天体望遠鏡の視野に合わせて上下左右逆さまに展示しています。


Imaging information

撮影光学系: タカハシTOA130S

使用カメラ: キヤノンEOS M ミラーレス一眼カメラ、キヤノン1.4倍エクステンダー使用

カメラの設定: ホワイトバランス オート、ISO200、RAWモード

赤道儀: 国際光器製ヘラクレス赤道儀にて恒星時追尾

露出時間: 1/50秒

画像処理ソフト: PhotoshopCC

撮影場所: 兵庫県宝塚市