天体写真の世界 > 過去ログ > 明け方はすっかり冬の星空

過去の話題

星空日誌やつぶやきの過去ログを、一覧にまとめているページです。 撮影に関する情報や天体望遠鏡の選び方、それに旅行などの情報が詰まったページです。 何かの参考になれば幸いです。 各ページへは、左のトッピクスリンクからお進みください。

残念ながら、分野ごとにリンクを分ける時間はありませんでしたので、 左のリンクはランダムな並びになっています。 知りたい内容のキーワードがお分かりでしたら、 天体写真の世界トップページの右上に設けた検索ボックスから、 こちらの内容も検索することができますので、そちらをご利用頂くのが早いと思います。

明け方はすっかり冬の星空

2007年09月14日

明け方はすっかり冬の星空 薄明が終わった頃には、夏の空を賑わせたさそり座は、すっかり西に傾いています。まだ暑さが残る9月ですが、夜空はすっかり秋の星空ですね。

時間が経って夜中頃にはすばるやオリオン座が東から上ってきます。明け方にはオリオン座が南南東の空に輝いていて、夜空はもう冬の星空です。星空の季節の移り変わりは地上よりも一歩早いですね。

ところで、これからだんだんとデジカメで天体写真を撮るのに向いた季節になります。それは寒くなると、デジカメのノイズが大幅に減るからです。一般的には約5度下がると、ノイズは半分になると言われています。夏の暑い時期に比べると、冬がデジタル撮影に有利なことがよくわかります。

写真はデジタル一眼レフカメラのニコンD50を、カメラ三脚に載せて撮影した冬の星々です。露出時間は数十秒と短いですが、冬の星々がしっかり写っています。銀塩フィルムの頃と違って、簡単に撮ってその場で確認できるのはありがたいですね。