天体写真の世界 > 過去ログ > ビクセンED103S天体望遠鏡

過去の話題

星空日誌やつぶやきの過去ログを、一覧にまとめているページです。 撮影に関する情報や天体望遠鏡の選び方、それに旅行などの情報が詰まったページです。 何かの参考になれば幸いです。 各ページへは、左のトッピクスリンクからお進みください。

残念ながら、分野ごとにリンクを分ける時間はありませんでしたので、 左のリンクはランダムな並びになっています。 知りたい内容のキーワードがお分かりでしたら、 天体写真の世界トップページの右上に設けた検索ボックスから、 こちらの内容も検索することができますので、そちらをご利用頂くのが早いと思います。

ビクセンED103S天体望遠鏡

2007年07月25日

ビクセンED103S天体望遠鏡 八塔寺で撮影した網状星雲の写真を処理してST2000XMギャラリーに載せました。今回は西側の部分(NGC6960)をクローズアップしてみました。

この星雲は結構淡いので、10センチの望遠鏡では辛いだろうと思っていましたが、案外と写ってくれました。レンズが夜露で曇らなければもっと綺麗に写ったかも(笑)。

撮影に使ったのはビクセンED103Sです。正直言うと、撮影性能はあまり期待していなかったのですが、こうしてカラー撮影画像を見てみると、青ハロも出なくてとてもシャープな星像でした。本格的な天体写真にも十分使えそうです。

ただ子細に見ると、写真の隅になると星像がわずかに伸びています。これは望遠鏡と言うよりも、EDレデューサーの性能不足のような気がしています。もう少し周辺像がよいレデューサーが登場すると、素晴らしい撮影鏡になりそうです。明るい新型レデューサーが登場して欲しいですね。

そういえば、ビクセンからデジタル一眼用の天体望遠鏡が出るという噂がありましたが、その後どうなったのでしょうね?