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SXD赤道儀の動作

2007年07月20日

SXD赤道儀の動作 一昨日の遠征には欲張って2台の赤道儀を持っていってました。お陰で設置に時間がかかってしまってクタクタ。時間的な余裕がないときは、無理しない方が良さそうですね(笑)。

初めて遠征に持ち出したSXD赤道儀ですが、現地で面白い現象(?)に気付きました。

今回の撮影対象「網状星雲」を写野に入れた後、オートガイドを開始しました。ガイドの状況は良好で、風もないので安定しています。2枚の撮影画像で星像を確認した後、このまま放っておいても大丈夫だろうと思い、後は赤道儀に任せて、ご一緒したFさんと話にふけっていました。

しばらくして戻ってくると、網状星雲は南中を少し過ぎて、鏡筒はほぼ真上を向いています。パソコンの画面で撮影画像を確認しようとすると、CCDSOFTにエラー表示が出ていました。

「おかしいな?」と思ってオートガイドを再開しようとするのですが、SXD赤道儀が反応しません。「ひょっとして、子午線越え撮影はできないのかな?」と考えて、鏡筒を子午線に対して反転させますと、問題なくガイド撮影できるようになりました。

SXD赤道儀(スターブックかな?)には、子午線越に対するリミッターが設定されているのでしょうかね。スターブックお使いの皆様もやっぱり同じでしょうか?

リミッター機能は、放っておいても三脚に鏡筒がぶつかって、モーターを傷めたりすることがないので安心な機能です。でも今回のように、「あと1時間はピラーに当たらないから大丈夫」と見越して見ているときは、ちょっと面倒な機能ですね(笑)。