vdB14とvdB15

Van den Bergh 14 and Van den Bergh 15

vdB14とvdB15

Takayuki Yoshida

きりん座のvdB14とvdB15

vdB14、vdB15は、きりん座の中で輝く反射星雲です。 写真に二つの明るい星が写っていますが、それぞれの星雲は、この恒星の光を受けて青っぽく輝いています。 どちらの星雲も非常に淡いため、撮影したままの画像では、ほとんど存在がわからず、 ステライメージ8のレベル補正コマンドで強調してはじめて画面に表れました。

vdB14とvdB15の撮影には、タカハシTOA-130望遠鏡を使用しました。 焦点距離を短くするレデューサーレンズを用いましたが、F値が約5.4と若干暗めの光学系の上、 途中から曇ってしまったため十分な枚数を撮影できず、強調すると画像が荒れてしまいました。 淡い星雲のため、イプシロン光学系をはじめとした、F4より明るい光学系を使用した方がよさそうです。

明るい望遠鏡を使って長時間露光すれば、周囲に広がる淡いガスもより明瞭に表現できそうです。 想像していた以上に色合い豊かな星域なので、秋の夜長に、時間をかけて撮影を楽しんでみてはいかがでしょう。
※上の画像は南北逆(天の北極が下)に掲載しています。


Imaging information

撮影光学系:タカハシ TOA-130望遠鏡、TOA-35レデューサー0.7×使用

赤道儀:タカハシ NJP Temma2赤道儀にて追尾

使用カメラ: SBIG STL-11000M、Astronomik Type2C LRGBフィルター

露出時間: L画像=90分(15分×6)、Red画像=10分×2、Green画像=10分×2、Blue画像=10分×2
総露出時間 2時間30分

画像処理ソフト: ステライメージ8PhotoshopCC 2015

撮影場所: 岡山県備前市八塔寺、2016年撮影