談山神社の紅葉

Tanzan Shrine

談山神社の紅葉

Takayuki Yoshida

談山神社の紅葉 アクセスと撮影場所

談山神社(たんざんじんじゃ)は、奈良県桜井市の南部に位置する多武峰(とうのみね)という山の中にある神社です。 談山神社は紅葉が美しい場所として関西で知られていて、秋の紅葉の時期には数多くの人が訪れます。 今回訪れた日も天候が良かったので、談山神社へと向かう道路は早朝というのに車が連なっていました。

談山神社は関西の日光とも呼ばれる場所で、重要文化財になっている十三重の塔が美しい神社です。 11月の紅葉の時期は観光客で一杯ですが、冬の頃はひっそりとしていて静かな雰囲気を楽しめます。 今回でこの談山神社を訪れたのは5回目でした。 天候に恵まれて、今までで一番美しい紅葉を見ることが出来ました。 朝日に照らされたモミジが真っ赤で、山全体が燃えているようでした。

談山神社へのアクセスは自家用車が便利です。 大阪方面からなら、南阪奈道路の葛城ICから大和高田バイパスを経由し、国道165号線を東へと走ります。 JR桜井駅を過ぎてすぐの交差点で右に曲がれば、後は談山神社まで10分ほど走るだけです。 途中道路が狭い箇所があるので注意して、最後に右へと曲がって駐車場へと続く山道を登れば談山神社に到着です。 なお、紅葉の時期の週末は道路が混雑するので、早めに訪れることをお勧めします。 今回は3連休の最後の日曜日に行きましたが、朝8時過ぎというのにもう第一駐車場は一杯でした。

談山神社の紅葉 談山神社の撮影は、山全体が紅葉に覆われているので、境内の中だけでなく外からでも楽しめます。 今回の写真は、人気撮影スポットの一つである南山荘付近にある石垣の上から撮影しました(右写真)。

ここは参拝道を挟んだ丘の中腹にあたるので、ここからは十三重の塔と紅葉した木々をいいアングルで撮影することが出来ます。 しかし、だんだん周りの木が高くなってきているようで、いいポジションを見つけるのが難しかったです。 それに、電柱と電線が数本写り込んできてしまうのが厄介な点です。 この電線は避けようがなく、是非とも電線を地中化をして欲しいところです。 美しい紅葉なのに、朝日を浴びた電線がデンデンと数本写り込んでしまうのは、なんとも残念な談山神社の周辺環境です。 (※この上の写真では電線を画像処理で消しています)

談山神社の撮影には、光が境内に差し込む午前中がお勧めです。 特に朝日がモミジに当たったときが美しいので、談山神社の開館時間に合わせて訪れるとよいのではないでしょうか。 今回訪れたのは、2012年の11月25日でした。 観光客も一杯で、紅葉狩り真っ盛りといった雰囲気の多武峰談山神社を楽しめました。 最後に神社の参道で草餅を買って、それをほおばりながら帰路へとつきました。


Imaging information

使用レンズ: キャノンEF24-105mm L IS USM F4

使用カメラ: キャノンEOS5DMarkIIにて撮影