大台ケ原の春

Odaigahara

大台ケ原の春

Takayuki Yoshida

大台ケ原の春

大台ケ原は、三重県と奈良県の境に聳える標高1,695mの日出ヶ岳を中心に、 周囲約数キロにわたって広がる自然保護地域です。 標高1570mの地点には、駐車場とビジターセンターが建てられており、ここが大台ケ原散策の拠点となっています。

大台ケ原は、星空が綺麗に見える場所としても知られていて、 新月期になると多くの天文ファンが集まります。 しかし、週末の大台ケ原駐車場は混み合うため、天体観測には不適な場所になりつつあります。 特に紅葉の時期になると、駐車場は車中泊の車で満車になり、ライトやエンジンを一晩中つけっぱなしにする車も多く、 ゆっくりと星空を観察することは難しくなってきました。

2017年5月、久しぶりに大台ケ原に天体撮影目的で訪れました。 訪れた日が木曜日の夜ということもあり、夜中に入ってくる車も少なく、快適に観望・撮影を楽しめました。 上は、道端で咲いていた菜の花を大台ケ原の山々を背景にして撮影した写真です。 爽やかな黄色い花と、透明感ある青空に色が春から初夏の大台ケ原の雰囲気を感じさせてくれます。


Imaging information

使用レンズ:シグマ 20mm F1.4 DG HSM レンズ

使用カメラ:キヤノンEOS5D MarkII デジタル一眼レフカメラにて撮影