Lake Tekapo in Winter

Takayuki Yoshida

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冬のテカポ湖と善き羊飼いの教会

テカポ湖は、ニュージーランドの南島にある湖で、南島最大の都市クライストチャーチから車で３時間ほどのところにあります。 テカポ湖は東西に３０キロと長細い形をしていて、氷河から溶け出した水に岩石の粒子が混ざり込むことによって、 独特の深いターコイズブルーの色合いをたたえています。 湖の水面が落ち着いたときには、奥の山々が水面に反射して美しい景色を作り出していました。

テカポ湖の周りに広がるエリアは、星空が綺麗に見える場所としてよく知られています。 最近はテカポ湖を含むエリアが星空保護区に指定され、世界遺産登録への運動も行われているようです。 そんな場所で南半球の星空を観察・撮影するため、日本の夏、ニュージーランドの冬にテカポに出かけて来ました。 上は、その時に撮った「テカポ湖と善き羊飼いの教会」の写真です。

テカポに着くと、道路の路肩に雪が残っていました。 テカポでは冬でもそれほど雪が降らないと聞いていましたが、ホテルフロントのスタッフに聞くと、 １週間前に３０年振りの大雪降って雪で街が閉ざされたと話していました。 雪が降って道路が閉鎖されたら大変と思っていたら、日本に帰る前の晩にも大雪が降り、写真のような雪景色となりました 幸い道路は閉鎖されませんでしたが、今年は雪が多いようです。

晴天率が高いと聞いていたテカポですが、この旅行時は天候が落ち着かず、夜晴れた日は僅かでした。 また、現地の方によれば、例年以上に寒いと言うことでした。 地球温暖化などの影響がこんな場所にも出ているのかなと思いつつ、クライストチャーチから暑い日本に帰ってきました。

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