G3-16200 天体写真ギャラリー
当ギャラリーでは、APS-Hサイズ(27.2 × 21.8 mm)の撮像素子を備えた冷却CCDカメラ 「Moravian Instruments製 G3-16200」を使って撮影した、系外銀河や星雲星団の天体写真を展示しています。
サムネイル画像またはテキストをクリックすると、大きな星や宇宙の写真と共に説明文が表示されます。 なお、左のリンクから、他のカメラで撮影した天体写真の一覧に移動できますので、 是非そちらのページもご覧ください。
vdB152 タカハシ ε-160EDTOA-130、G3-16200 |
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NGC253 タカハシ TOA-130、G3-16200 |
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らせん星雲 タカハシ TOA-130、G3-16200 |
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網状星雲 SAOカラー タカハシ Mewlon-250CRS、G3-16200 |
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胎児星雲 タカハシ TOA-130、FC-100DZ、G3-16200 |
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網状星雲全景 ビクセン VSD100、G3-16200 |
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NGC6888 タカハシ Mewlon-250CRS、G3-16200 |
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アンタレスと黄色い星雲 タカハシTOA-130、G3-16200 |
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M78 ~ LDN1622 ビクセンVSD100、G3-16200 |
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ばら星雲 ビクセンED103S、G3-16200 |
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IC359 から LBN777 にかけての分子雲 キヤノン EF200mm、G3-16200 |
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Sh2-126 キヤノン EF200mm、G3-16200 |
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クワガタ星雲 ~ 洞窟星雲 キヤノン EF200mm、G3-16200 |
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しし座 三つ子銀河 ビクセン ED103S、G3-16200 |
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NGC672とIC1727 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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NGC4236銀河 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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NGC4244銀河 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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ヘルクレス座銀河団 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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クジラ銀河 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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M53 球状星団 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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エッジオン銀河 NGC4565 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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ボーデの銀河 M81 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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NGC2264 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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三裂星雲 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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M4 星団 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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北天一の球状星団 M13 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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M51銀河 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
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スターバースト銀河 M82 タカハシMewlon-250CRS、G3-16200 |
G3-16200A冷却CCDカメラのよもやま話
Moravian製G3-16200は、KAF-16200センサーが用いられた冷却CCDカメラです。 KAF-16200センサーは、35ミリフルサイズよりも若干小さな、APS-Hサイズのフルフレーム型センサーで、 2017年現在、天体撮影ファンに人気があるモデルです。
デジタル一眼レフカメラほどではありませんが、過去の冷却CCDカメラにも、人気を集めたモデルが存在していました。
その代表的な機種の一つに上げられるのが、SBIG製のSTL-11000Mカメラです。 STL-11000Mには、35ミリフルサイズで、インターライン型のKAI-11000センサーが用いられています。 STL-11000Mは、2004年頃に登場し、それまでの「冷却CCDカメラは撮像素子が小さい」という常識を覆しました。
その後、APS-Cサイズより若干小さな「KAF-8300センサー」が搭載された冷却CCDカメラが普及しました。 KAF-8300センサーのモデルは、手に入れやすい価格帯だったため、 「冷却CCDカメラは高価で手がでなかった」というユーザーを取り込み、 一気にメジャーなセンサーになりました。
現在は、KAF-16200が注目されていますが、 KAI-11000センサー、KAF-8300共に、今でも現行のセンサーで一定の人気を保っています。 デジカメのモデルチェンジの速さと比べると、冷却CCDカメラは、長い期間に渡って現役で使用できるのが魅力です。 じっくりと腰を落ち着けて撮影を楽しむ用途には、冷却CCDカメラが向いているように思います。