miniBORGで撮影したアンタレス付近
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miniBORGで撮影したアンタレス付近
天体写真ファンに人気のさそり座一等星のアンタレス付近を撮影した作品です。 本当に色鮮やかな星域で、写真ファンに好まれている理由もよくわかります。
この写真は、口径4.5センチというファインダーよりも小さいminiBORG45ED望遠鏡で撮影したものですが、 天体写真用に改造したデジタル一眼レフカメラ「ニコンD50」と組み合わせると、 驚くほど写って手軽に天体写真を楽しめます。 これから天体写真を始めたいという方にもお勧めの撮影鏡筒だと感じます。
淡い部分の星雲の色合いを、いつもと少しニュアンスを変えた強めの処理で表現してみました。 こうしてみると、バックグランドと思えるところにも淡く星雲が広がっているのがよくわかります。 暗黒星雲もいたるところに存在しているようです。
私にしては少し派手目の仕上がりにしたので、
銀塩フィルムで撮影したアンタレス付近を考えると少しカラフルすぎる気もしますが、
これはこれで綺麗な気がします。
※明るい望遠レンズと冷却デジカメで撮影したアンタレス付近の写真もご覧ください。
Imaging information
撮影光学系: miniBORG45ED(BORG7885レデューサー使用)
撮影機材: タカハシP2赤道儀にて恒星時追尾
使用カメラ: ニコンD50(IRフィルター改造), ISO1600, RAWモードにて撮影
露出時間: 10分×4枚、2枚写野をモザイク合成
画像処理ソフト: RAP,Stellaimage5, PhotoshopCS
撮影場所: 奈良県野迫川村鶴姫公園,2007年撮影
天文ガイド入選作品