12月1日のラブジョイ彗星
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ラブジョイ彗星 2013年12月1日の様子
アイソン彗星が太陽に最も近づいた2013年11月29日、アイソン彗星の核が太陽の熱で消滅した、という悲しいニュースが流れました。 これで、アイソン彗星の長い尾を、明け方の東空に観測・撮影できる可能性は低くなりましたが、 もう一つの注目彗星、ラブジョイ彗星の方は未だ健在です。
12月1日の早朝、そのラブジョイ彗星を撮影するために奈良県南部の山間部まで出かけてきました。 この夜、ラブジョイ彗星は、東北東の空から上りはじめたうしかい座β星の近くで輝いていました。 肉眼ではラブジョイ彗星の姿は確認できませんでしたが、 小型の双眼鏡でも広がった核がよくわかり、左上方向に尾が伸びている様子を観察することができました。 デジカメで写真に撮ると、青白い核から伸びた尾が綺麗に写ってくれました。 望遠レンズを使って撮影すると、ラブジョイ彗星は大彗星を彷彿させる貫禄がある姿をしていますね。
Imaging information
撮影機材: コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL (マウントアダプター TX07使用, 350mm F4)
赤道儀: ビクセンSXP赤道儀(PEC機能を使ったノータッチガイド)
使用カメラ: Astro60D(キヤノンEOS60D,冷却改造カメラ)
露出時間: 180秒x3コマ
画像処理: ステライメージ7, Photoshop CS5
撮影場所: 奈良県五條市, 2013年12月1日撮影