NGC4565

NGC4565 Galaxy

NGC4565

Takayuki Yoshida

NGC4565銀河

NGC4565銀河は「かみのけ座」のγ星の南で輝いている系外銀河です。 地球からはちょうど真横から見た形に見えるため 「私達の天の川銀河系を横から見れば、こういう形に見えるはずです。」という例として紹介されることも多く、 図鑑や教科書で写真を見たことがある方もいるのではないでしょうか。

NGC4565銀河の見掛けの明るさは、約10等と暗いのですが、大きさは満月の半分くらいもあり比較的大きな銀河です。 また明るさからすると、肉眼では見辛く感じますが、実際は口径5センチ程度の双眼鏡でも その存在がわかるほどです。 口径の大きな天体望遠鏡で覗くと、紡錘形をした独特の形が見て取れて、宇宙の神秘さを感じさせてくれます。

数多くの系外銀河が輝く春の夜空の中でも、NGC4565銀河は好きな銀河の一つです。 NGC4565が属するかみのけ座には、有名なメシエ天体黒眼銀河も存在していますから、一緒に観望すると楽しいでしょう。 今回は、シュミットカセグレン望遠鏡と冷却CMOSカメラで撮影して、NGC4565のディテールを表現しました。


Imaging information

撮影鏡筒:セレストロンEdgeHD800-CG5

望遠鏡架台:ビクセン SXP赤道儀

撮影カメラ:ZWO ASI2600MC Pro 冷却CMOSカメラ

カメラの設定:ゲイン100、オフセット50、センサー温度マイナス10度

露出時間:L=460secX8枚

画像処理ソフト:PixInsight、ステライメージ9、PhotoshopCC 2020

撮影場所:岡山県八塔寺、2023年4月撮影